海外ジャーナルクラブ
9日前
Werringらは、 心房細動を合併した脳梗塞患者を対象に、 直接経口抗凝固薬 (DOAC) の開始時期による有効性と安全性を多施設共同評価項目盲検化第IV相無作為化比較試験で検討した。 主要評価項目は90日後の脳梗塞の再発、 症候性頭蓋内出血、 分類不能の脳卒中、 全身性塞栓症の複合とした。 その結果、 主要評価項目の発生率は、 脳梗塞発症から4日以内にDOACを開始する早期開始群、 発症から7~14日以内に開始する晩期開始群ともに3.3%であり、 早期開始群の晩期開始群に対する非劣性が示された (非劣性のp=0.0003)。
主要アウトカムが脳梗塞の再発、 症候性頭蓋内出血、 分類不能の脳卒中、 全身性塞栓症の複合アウトカムになっていますが、 それぞれの各項目においても2群間の差はないようです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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