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1日前

Liらは、 Stage Ⅱ/ⅢのHER2 (ERBB2) 陽性乳癌を対象に、 術前療法でのHER2二重パラトピック抗体anbenitamabとアルブミン結合型ドセタキセルHB1801併用の有効性・安全性を中国の多施設共同第Ⅲ相無作為化比較試験で検討した。 その結果、 総病理学的完全奏効 (tpCR) 率は投与群62.4% vs 対照群51.2%と、 anbenitamab + HB1801で有意に高かった (絶対差11.4㌽)。 試験結果はJAMA Oncol誌に発表された。
中国国内のみで実施された試験であり、 遺伝的背景や人口統計学的特性の異なる集団への一般化可能性には限界があります。
💊Trastuzumab + Pertuzumab + Docetaxel
💊Docetaxel+Carboplatin+Trastuzumab+Pertuzumab (TCbHP)
HER2 (ERBB2) 陽性乳癌の術前療法では、 タキサン系薬剤とトラスツズマブおよびペルツズマブの併用が標準治療の中心であり続けている。
HER2二重パラトピック抗体のanbenitamabと、 アルブミン結合型ドセタキセルのHB1801は、 いずれも乳癌患者で有望な抗腫瘍活性と許容可能な安全性プロファイルを報告している。 本試験では、 この2剤併用が毒性を増やさずに有効性を高められるかどうかを検証した。
中国61施設のStage Ⅱ/ⅢのHER2陽性乳癌患者を対象とした、 第Ⅲ相無作為化比較試験である。 患者は521例で、 263例が投与群、 258例が対照群に1:1で無作為化された。
主要評価項目は盲検下独立判定委員会が評価した総病理学的完全奏効 (tpCR) である。
tpCR率は、 投与群が対照群に比べて有意に高かった。
tpCR率
絶対差11.4㌽ (95%CI 3.2-19.6㌽、 p=0.004)
サブグループ解析でも、 投与群のtpCR率が一貫して高値であった。
ホルモン受容体陽性では51.7% (77例) vs 44.4% (63例)、 陰性では76.3% (87例) vs 59.5% (69例)、 早期では63.8% (111例) vs 51.8% (87例)、 局所進行では59.6% (53例) vs 50.0% (45例)、 カルボプラチン併用ありでは66.7% (74例) vs 54.5% (61例)、 併用なしでは59.2% (90例) vs 48.6% (71例) であった。
Grade3/4治療関連有害事象の発現は、 投与群29.3% (77例) vs 対照群28.3% (73例) であった。 治療関連死は両群で認められなかった。
著者らは、 「乳癌の術前療法としてanbenitamab + HB1801は標準療法よりtpCR率を有意に高め、 安全性も十分に管理可能であった。 長期生存の追跡解析を要するものの、 より良い治療選択肢となる可能性がある」と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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