診療指針
4ヶ月前

Antoniouら欧州呼吸器学会 (ERS) および欧州リウマチ学会 (EULAR) のタスクフォースは、 結合組織病(CTD)に伴う間質性肺疾患 (ILD) の臨床診療ガイドラインを策定した。 本ガイドラインは、 全身性強皮症、 関節リウマチ (RA)、 特発性炎症性筋疾患、 シェーグレン症候群 (SjD)、 全身性エリテマトーデス (SLE)、 混合性結合組織病 (MCTD)に伴うILDを対象としている。 推奨事項は、 GRADE法でエビデンスを評価した25項目のPICO質問と、 両学会合意の28項目の叙述的質問に基づき、 Evidence to Decisionフレームワークを用いて策定された。 ただし、 SjD・SLE・MCTDにおけるILDのスクリーニングと進行リスク評価に関する4つの叙述的質問、 およびRA-ILD以外のCTD-ILDにおける抗線維化薬ピルフェニドン使用に関する1つのPICO質問については、 推奨を支持するに足る十分なエビデンスが得られなかった。これらの推奨事項および日常診療の実態に基づき、 スクリーニング、 診断、 モニタリング、 治療のアルゴリズムが開発された。
本ガイドラインは限られた質のエビデンスに基づいており、 疾患の多様性、 治療データの不足、 地域差や長期予後に関する不確実性から、 解釈と適用には慎重さが必要です。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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