HOKUTO編集部
2年前
2023年3月16〜18日、第20回日本臨床腫瘍学会学術集会が福岡市で開催されました。今大会ではガイドラインの改訂をはじめ、各診療科にわたるさまざまな興味深い情報が発表されました。HOKUTO編集部にて大会の内容をいち早くまとめましたので、是非ご参照ください。
副ワーキンググループ長の岡山大学病院ゲノム医療総合推進センター/同大学病院呼吸器・アレルギー内科・二宮貴一朗氏が、 同ガイドラインの改訂ポイントを紹介した。 ここでは、 そのエッセンスを紹介する。 >>続きを読む
日本臨床腫瘍学会および日本循環器学会、 日本癌治療学会、 日本循環器学会、 日本心エコー図学会の5学会から成る「Onco-cardiology ガイドライン作成ワーキンググループ」は今月 (2023年3月) 7日、 本邦初となる「Onco-cardiology ガイドライン」を3月10日付で発刊すると発表した。 >>続きを読む
作成委員の徳島大学地域循環器内科学特任教授の山田博胤氏が、 同ガイドラインで設定された5つのClinical Questionの1つである「心エコー図検査」について、 第20回日本臨床腫瘍学会 (2023年3月) で解説した >>続きを読む
ワーキンググループ委員で国立がん研究センター東病院消化管内科医長の坂東英明氏が、 目的と改訂ポイントについて解説した。 >>続きを読む
ワーキンググループ委員で釧路労災病院内科・腫瘍内科部長の澤田憲太郎氏は、 第20回日本臨床腫瘍学会 (2023年3月16〜18日、 福岡市) において、 大腸がん診療におけるHER2検査について解説した。>>続きを読む
国内で行われた大規模な多施設共同第Ⅱ相ランダム化比較試験DEEPER(JACCRO CC-13)について、JSMO 2023では、 主要評価項目である最大腫瘍縮小率 (DpR)、 副次的評価項目の無増悪生存期間 (PFS) のアップデート解析に加え、 注目されていたもう一つの副次的評価項目である全生存期間 (OS) の結果が世界に先駆けて公表された。>>続きを読む
日本も参加した国際第Ⅲ相ランダム化比較試験FRESCO-2では、 治療抵抗性かつ転移性の大腸がん患者を対象に、 fruquintinibの有効性および安全性をプラセボを対照に検証。JSMO 2023では、 同試験の日本人集団におけるサブ解析の結果が、 国立がん研究センター東病院消化管内科の小谷大輔氏により初めて報告された。>>続きを読む
ESMO 2023では、 EGFR遺伝子変異NSCLCに対するHER3-DXdの有効性および安全性を検証した第Ⅰ相試験U31402-A-U102について、 新たなコホートのデータを加えた全生存期間 (OS) も含めた臨床成績が世界に先駆けて公表。 近畿大学病院腫瘍内科特命准教授の林秀敏氏が発表した。>>続きを読む
JAK阻害薬既治療のMFを対象に同薬の有効性および安全性が検証された第Ⅲ相試験MOMENTUMの結果が報告された。 米・GSK companyのJun Kawashima氏が発表した。>>続きを読む
HER3を標的とした抗体薬物複合体 (ADC)であるPatritumab Deruxutecan (HER3-DXd)。 JSMO 2023では、 同薬の有効性に関する新データが肺がん領域に加えて、 乳がん領域でも報告された。 愛知県がんセンター乳腺科部長の岩田広治氏が発表した。>>続きを読む
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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