【JCO】NPM1変異陽性/KMT2A再構成の新規AML、 rebmenib併用が有用な可能性
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海外ジャーナルクラブ

8ヶ月前

【JCO】NPM1変異陽性/KMT2A再構成の新規AML、 rebmenib併用が有用な可能性

【JCO】NPM1変異陽性/KMT2A再構成の新規AML、 rebmenib併用が有用な可能性
Zeidnerらは、 NPM1遺伝子変異陽性またはKMT2A遺伝子再構成を有する60歳以上の新規急性骨髄性白血病 (AML) 患者を対象に、 DNAメチル化阻害薬アザシチジン+BCL-2阻害薬ベネトクラクス+経口メニン阻害薬revumenib併用療法の安全性および有効性を第Ⅰ相用量漸増・拡大試験Beat AMLで評価した。 その結果、 同併用療法は良好な忍容性と臨床活性を示した。 本研究はJ Clin Oncol誌において発表された。

📘原著論文

Azacitidine, Venetoclax, and Revumenib for Newly Diagnosed NPM1-Mutated or KMT2A-Rearranged AML. J Clin Oncol. 2025 Aug 10;43(23):2606-2615. Epub 2025 Jun 12. PMID: 40504618

👨‍⚕️HOKUTO監修医コメント

本治療レジメンの有効性と安全性を確立するため、 今後は前向き無作為化比較試験が求められます。

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Blood. 2025 Jul 31;146(5):601-611.

背景

標準的な1次治療にrevumenib併用の有用性を検討

アザシチジン+ベネトクラクスは、 高齢のAML患者に対する標準的な1次治療だが、 長期的な転帰は依然として不良である。

revumenibは、 NPM1変異陽性またはKMT2A再構成のAML患者において臨床活性を示す経口メニン阻害薬である。

同試験では、 NPM1変異陽性またはKMT2A再構成の新規AML患者に対するアザシチジン+ベネトクラクス+revumenib併用療法の安全性および有効性を検討した。

研究デザイン

対象は60歳以上でNPM1変異陽性/KMT2A再構成の新規AML患者43例

60歳以上で新たに診断されたNPM1変異陽性またはKMT2A再構成のAML患者43例を対象に、 アザシチジン+ベネトクラクス+revumenib併用療法を実施した。

revumenibは2つの用量レベル (強力なCYP450阻害作用を有するアゾール系抗真菌薬との併用下で113mgまたは163mgを1日2回経口投与) で検討された。

主要評価項目は推奨用量 (RD) の決定、 副次的評価項目は全奏効率 (ORR)、 完全奏効 (CR) 率、 奏効期間 (DOR)、 無イベント生存期間 (EFS)、 全生存期間 (OS)、 複合完全寛解 (CRc : CR+不完全または部分的な血球回復を伴うCR) 率などであった。

結果

最大耐量用量は同定されず、 安全性は許容範囲

最大耐量用量は同定されなかった。

分化症候群が8例 (19%) に、 QT延長が19例 (44%) に認められたが、 いずれもrevumenibの投与中止には至らなかった。

ORRは88.4%、 CRc率は81.4%、 CR率は67.4%といずれも高率

Intention-To-Treat (ITT) 集団におけるORRは88.4% (95%CI 74.9-96.1%、 NPM1変異陽性 85.3%、 KMT2A再構成 100%)、 CRc率は81.4% (同66.6-91.6%、 79.4%、 88.9%)、 CR率は67.4% (同51.5-80.9%、 65%、 78%) であった。

早期に奏効し、 MRD陰性化を全例で達成

治療1~2サイクル後に難治例は認められなかった。 初回奏効までの期間中央値は28日であり、 奏効患者の84%が1サイクル目のなかで寛解を達成した。

評価された37例の全例で、 測定可能残存病変 (MRD) の陰性化を達成した。

結論

revumenib併用で良好な忍容性・臨床活性

著者らは 「新たにNPM1変異陽性またはKMT2A再構成のAMLと診断された高齢患者において、 アザシチジン+ベネトクラクス+revumenib併用療法は良好な忍容性と臨床活性を示した」 と報告している。

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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