実はオイシイ?途中入局の実態は
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10ヶ月前

実はオイシイ?途中入局の実態は

実はオイシイ?途中入局の実態は
こんにちは、 医局ウォッチャーのコアライ ミナトです。 連載5回目のテーマは 「途中入局」 。 ライフステージの変化などで別の地域に移るときによく起こるほか、 「医局外で専門医を取得したものの、 その後のポストを求めて入局」 というパターンもあるでしょう。 今回は、 途中入局の成功しやすい状況、 失敗しやすい状況を紹介します。

◯ : 「ほどほどの距離感で」

途中入局は珍しい状況ではなく、 僕の周りにも経験者がたくさんいます。 そういった例を踏まえると、 「そこそこの関連病院で、 大きな異動もなく、 のんびり仕事したい」といった希望は通りやすいです。 医局とほどよい距離感を保って、 特定の地域で子育てする、 のような希望ですね。

成功しやすい理由は以下の通りです。

① 即戦力として歓迎される

② 選択権がある

  • 専門スキルと資格があれば、 入局するかどうかはあなた次第。 これが交渉力を高めます。

③ 師弟関係のプレッシャーがない   

  • 「育ててもらった以上、 人事に従わなければならない」 という空気になりにくいです。

④ 円満な退局が可能:

  • 退局する場合も事前の繋がりが少ないため、 退局がスムーズに進むことが多いです。

実はオイシイ?途中入局の実態は

客人、 あるいはビジネスパートナーのような立ち位置のイメージです。

僕は医局員時代、 就く予定だったポストを途中入局の人に持っていかれた経験があります。 生え抜きの医局員としてはちょっと悔しいのですが、 途中入局者が「オイシイ立場」におさまることは多々あるわけです。

△: 「ガッツリ医局員として」

一方、 途中入局が難しい状況を紹介します。 

① 人気病院の入職は厳しい

  • 多くの医師が順番待ちしているため、 途中入局で受け入れられる可能性は低いです。

② 大学病院での勤務も意外と難しい

  • 近年、大学勤務は不人気傾向なので、 入職自体は実現するのですが、 なかなか長続きしません。 
  • 前述の「客人、 ビジネスパートナー」扱いとは異なり、 大学では 「身内かつ外様」 という扱いになりがち。 文化やルールに馴染めなかったり、 出世競争で不利になったりして、 最終的には出ていってしまう人が多いです。
実はオイシイ?途中入局の実態は

まとめ

医局とほどほどの距離感を保ち、 中規模〜やや大規模病院で、 生活環境やキャリアに合わせて働きたいと考えるなら、 途中入局は非常に有効な選択肢です。

新たな地域での勤務を考えている場合、 近隣の医局を訪れて状況を探ることもありかもしれません。 案外、 好条件が提示されるかも。

医局としても、 「専門医を取得した医師がどんどん退局してしまう」 という悩みを少なからず抱えています。 ある程度の譲歩で即戦力を獲得できればメリットは大きいでしょう。

さて、 今回は以上です。

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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