【新機能】CTCAE v6.0日本語版を公開
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化学療法レジメン

2ヶ月前

【新機能】CTCAE v6.0日本語版を公開

【新機能】CTCAE v6.0日本語版を公開
2026年3月2日、 HOKUTOアプリ最新版で 「CTCAE v6.0」 を搭載しました。 起動中はv5.0とv6.0をワンタップで切り替え可能です。 ぜひ日々の臨床にご活用ください。 

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JCOG日本語版v6.0を反映

CTCAE (Common Terminology Criteria for Adverse Events) は、がん治療における有害事象の重症度を5段階 (Grade 1~5) で評価する国際共通基準で、 2025年7月に米国NCIがv6.0を公表、 同年10月に日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG) による日本語訳が公開された。 JCOG版としてはv5.0 (2018年) 以来約7年ぶりの改訂となる。

HOKUTOはJCOG公式提供の日本語版を正規に反映しています。

2026年1月以降 「v6.0を使用する試験も」

米国では2026年1月以降に新規開始するNCI主導の臨床試験からv6.0の適用が予定されている。 一方、 実施中のv5.0準拠試験では既存データの変換は求められない。 国内の臨床研究においても今後v6.0への移行が進むと考えられる。

従来版v5.0との切り替えも可能

HOKUTOアプリでは、 v5.0とv6.0の切り替え時に変更された用語同士が対応づけられているため、 旧用語からでも該当する有害事象を参照できます。 また、 v6.0で新設された用語はv5.0に対応する定義が存在しないことが明示されるため、 バージョン間の差異を把握しながら運用いただけます。

v6.0で変更された 「カットオフ値」

頻用される有害事象である 「好中球数減少」 および 「血小板減少症」 では、 Grade定義のカットオフ値が更新されているため注意を要する。

好中球数減少 : いずれのGradeでもカットオフ値が変更された。

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血小板減少症 : Grade 3および4のカットオフ値が変更された。

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v6.0で変更された 「用語名」

用語名の変更も複数行われた。 「血小板数減少 (Platelet count decreased)」 は 「血小板減少症 (Thrombocytopenia)」 に改称さ、 SOCも 「臨床検査」 から 「血液およびリンパ系障害」 へ移動した。 「リンパ球数減少 (Lymphocyte count decreased)」 は臨床検査SOCから廃止となった。

また 「肺感染」 は 「肺炎」 に変更された。 「高血糖 (Hyperglycemia)」 にはv5.0では存在しなかった血糖値による定量的なGrade基準が新設された。 従来のterm名で検索してもヒットしない場合があるため注意が必要である。

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HOKUTO編集部

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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