海外ジャーナルクラブ
4ヶ月前

Modiらは、 1~2次治療として化学療法の治療歴があるHER2低発現転移性乳癌患者577例を対象に、 抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカン (T-DXd) の長期的な有効性および安全性を、 担当医選択化学療法 (TPC) を対照として国際共同第Ⅲ相非盲検無作為化比較試験DESTINY-Breast04の長期追跡データで比較評価した。 その結果、 追跡期間中央値32.0ヵ月における全生存期間 (OS) 中央値はT-DXd群が22.9ヵ月であり、 TPC群の16.8ヵ月と比べて有意に延長した (HR 0.69 [95%CI 0.55-0.86])。 サブグループ解析におけるホルモン受容体陽性集団でも、 OS中央値は有意に延長した (T-DXd群 23.9ヵ月 vs TPC群 17.6ヵ月、 HR 0.69 [95%CI 0.55-0.87])。 また探索的解析において、 ホルモン受容体陰性集団およびエストロゲン受容体IHC 1-10%、 エストロゲン受容体IHC>10%の各集団でも、 OS中央値は、 T-DXd群では一貫してTPC群と比べて良好であった。 安全性プロファイルは管理可能であった。
OSでは24ヵ月時、 36ヵ月時でも確かな差があり、 このような結果を見ると真の差であると確信できると思います。

HER2低発現/超低発現乳癌へのT-DXd使用時に注意すべきポイント
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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