HOKUTO編集部
1年前
転移性ホルモン感受性前立腺癌患者において、 エンザルタミド+アンドロゲン除去療法 (ADT) の効果を、 非ステロイド系抗アンドロゲン剤 (NSAA) +ADTを対照に検証した第Ⅲ相無作為化比較試験ENZAMETの結果より、 全生存期間 (OS)およびPSA値による無増悪生存期間 (PFS) 、臨床上のPFSに対する有効性が示された。
▼中間解析結果
▼追跡結果
転移性ホルモン感受性前立腺癌患者
1,125例を以下の2群に1:1で割り付けた。
両群とも未到達だった
HR 0.70 (95%CI 0.58-0.84)、 p<0.0001
PSA値によるPFS
HR 0.44 (95%CI 0.38-0.52)
臨床上のPFS
HR 0.45 (95%CI 0.39-0.53)
PSA値によるPFS率
臨床上のPFS率
治療関連AE (グレード3以上) の発現率
転移性ホルモン感受性前立腺癌患者において、 エンザルタミド+ADTは、 NSAA+ADTよりも、 OS、 PSAによるPFS、 および臨床上のPFSを延長することが示された。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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