【枚方公済病院】地域医療の主役になれる初期研修
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インタビュー

1ヶ月前

【枚方公済病院】地域医療の主役になれる初期研修

【枚方公済病院】地域医療の主役になれる初期研修
枚方公済病院 (大阪府) は、 研修医が安心して挑戦できる環境づくりを大切にしています。 少人数制だからこそ、 一人ひとりが主役として経験を積める点が特徴です。 

今回は、 臨床研修センター長の加藤星河先生、 副センター長の山邉裕子先生、 初期研修医3名に話を聞きました。

※インタビューは2026/03/05に実施しました。

研修の特徴

理不尽レス

――研修の特徴を教えてください。

加藤先生

「最大の特徴は“理不尽レス”であることです。 旧来型の上下関係によるストレスや、 業務の押し付けはありません。 人前で叱責されることもなく、 心理的安全性の高い環境です」

「少人数のため一人あたりの症例数が多く、 タイムパフォーマンスも良いです。 手技についても、 実践機会が十分にあります」

自分の判断力で前に進める、 自立した医師へ

――指導体制や、 日頃心がけていることを教えてください。

加藤先生

「救急外来は日中夜間ともに指導医がつきます。 研修医の先生方に診療を担当していただきますが、 1症例につき1つは、 指導医からアドバイスを受けられるようにしています」

山邉先生

「救急外来は1ヵ月コースで指導します。 上級医だけなく、 同期と仕事をすることも大切にしていただきます。 そのため、 2人1組で診療を行い、 1~3週目は上級医とディスカッションをしながら、 第4週目は研修医の先生ご自身の決断で診療を進めます」

「 1年目の4月第一日目から、 一人の医療スタッフとして接することを大切にしています。 上級医の判断に従い診療を進めるのではなく、 一人ひとりの患者さんのニーズに合わせた医療について、 責任を持って考える力を育てたいと思っています」

【枚方公済病院】地域医療の主役になれる初期研修
左から稲田先生、 木村院長、 東野先生

安永先生

「日々のフィードバックの中で、 診療能力だけでなく、 患者さんと接するときの話し方や、 患者さんのご自宅を訪問した時のマナーについても、 山邉先生から『こういうところが良い』とコメントをもらえたことが印象に残っています」

山邉先生

「研修医のうちに最も身につけるべきは、 診断力、 決断力に加えて人間力です。 コメディカル、 患者さんなど、 誰に対しても分け隔てなく接し、 チームを導いていくことができるコミュニケーション能力を育てたいと思っています」

研修医が当直の回数や日程を決められる

――働きやすさに関連した取り組みはありますか?

加藤先生

「当直回数や日程は、 月4回を上限に研修医自身が決めます。 研修時期による進捗状況で回数を選んでいただきます」

安永先生

「救急科ローテート中は、 すべての救急診療を行います。 夜間当直については、 ウォークイン対応から始め、 徐々に救急車対応へとステップアップしました」

東野先生

「オンオフがはっきりしています。 土日の当直を研修医で埋める必要がないため、 しっかり休めます。 3連休のときは旅行に出かける人も多いです」

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※写真はイメージです

研修医の声

研修医1人あたりの症例数・手技数が多い

――実際に研修してみていかがですか?

東野先生

「症例数が多く、 研修医の人数が少ないので、 手技の取り合いがありません。 内科全体の診療スキルも手技も、 この2年でかなり身につきました」

加藤先生

「特に循環器の症例が豊富で、 急性心筋梗塞や急性心不全など日常的に経験できます」

稲田先生

「難しい手技がうまくいかなかった際も、 先生方から再挑戦の機会を何度もいただけました」

東野先生

「上級医が常に近くにいてフィードバックをもらえるので、 安心して新しいことにも挑戦できます」

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※写真はイメージです

オンは忙しく、 オフはしっかり

――忙しさはどのくらいですか?

東野先

「オンの時は忙しいですが、 オフが取れるので、 5段階で3くらいです。 残業はほとんどありません」

安永先生

「3くらいです。 負担は大きすぎず、 かといって暇でもありません。 ちょうど良いバランスです。 タイムマネジメントを身につけるための指導もしていただいています」

少人数で同期と親密になりやすい

――同期との関係性はいかがですか?

東野先生

「基幹型は、 各学年2名とたすき研修医で計5~6名と少人数なので、 距離が近く、 協調性のある人が多いです」

安永先生

「2年目の先生は、 とても気さくに接してくれます。 研修初日から食事にも連れて行ってもらい、 大切にされていると感じました」

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2年目研修医お疲れさま会の様子

病院の雰囲気

院内スタッフとの距離が近く、 研修にも協力的

――病院全体の雰囲気や、 人間関係はいかがですか。

稲田先生

「アットホームな雰囲気は想像通りでした。 コメディカルの方にも気軽に相談でき、 的確なアドバイスをもらえます」

安永先生

「研修医のやりたいことに協力してくれる体制があります。 月末に面談があり、 研修についての希望を伝えておくと、 フレキシブルな対応でやりたいことを実現させてもらえます」

加藤先生

「300床の病院は規模が小さい分、 全員が協力しないと地域医療は成り立ちません。 地域医療の文化が、 自然と研修医の先生方にも根付いています」

医学生へのメッセージ

将来、 どの科に進んでも役立つ経験を

――最後に、 医学生へメッセージをお願いします。

安永先生

「少人数なので、 上級医の目が届く環境で挑戦でき、 自分で考える力が身につきます。 どんな人にとってもおすすめです」

稲田先生

「どんな性格、 どんなビジョンであっても、 自分の経験になる研修ができます。 きっと『いい研修になったな』と思えるはずです」

東野先生

「若いうちは積極的に周囲と関わることが大切です。 当院は各科やコメディカルとの距離感がすごく近いので、 環境に恵まれています」

山邉先生

「これから研修医を迎えられる先生方にお伝えしたいのは、 研修先がどの病院であっても、 無駄になる経験は一つもないということです。 その病院が持つすべての力を、 自分の臨床能力に変えていってください」

加藤先生

「自立して結論を出せる医師になってほしいです。 一人でコモンディシーズに対応できる力、 あるいは自院で無理だと判断できたら、 周辺病院と協力する力も含めて、 限られた資源の中でも柔軟に動くことができるドクターになってほしいです」

先生方のプロフィール

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こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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