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28日前

Leeらは、 心筋梗塞が除外された急性冠症候群疑いの中間リスク患者を対象に、 外来での冠動脈CT angiography (CTCA) に基づく管理の有用性を多施設共同無作為化比較試験TARGET-CTCAで検討した。 その結果、 CTCAに基づく管理は、 標準治療と比較して心筋梗塞または心臓死を減少させなかった。 試験結果はN Engl J Med.誌ならびに2026年8月28~31日に開催されたESC 2026で発表された。
主要評価イベントの発生率が想定より低く、 イベント駆動型デザインにより予定以上のイベントを確保したものの、 HRの信頼区間は27%のリスク低下から23%のリスク増加までを含み、 治療効果の推定精度には限界があります。
心筋梗塞疑い、 「0/1時間プロトコル」 の導入は安全性非劣性も滞在短縮せず
急性冠症候群が疑われた患者では、 救急外来で心筋梗塞が除外されても、 その後の心血管イベントリスクが残る。 こうした患者に対する追加検査が、 リスク低減につながるかは明らかでない。
英国14病院の救急外来で実施された。 対象は、 心筋梗塞が除外され、 高感度心筋トロポニン検査で心血管イベントの中間リスク*と判定された患者だった。 患者は以下の2群に1:1で無作為に割り付けられた。
主要評価項目は、 心筋梗塞または心臓死の複合エンドポイントとした。 本試験ではCTCAの診断精度ではなく、 CTCA所見に基づく管理戦略が、 これらの臨床転帰に及ぼす影響を検証した。
追跡期間中央値3.0年における心筋梗塞または心臓死は、 CTCA群で112例 (7.1%)、 標準治療群で116例 (7.3%) に発生し、 両群間に有意差は認められなかった (調整HR 0.95 [95%CI 0.73~1.23]、 p=0.71)。
無作為化後90日以内にCTCAを受けた患者は、 CTCA群で1,462例 (92.1%)、 標準治療群で35例 (2.2%) であった。 CTCAに関連する有害事象は7例 (0.4%) に認められた。
著者らは、 「心筋梗塞が除外された急性冠症候群疑い例において、 ルーチンのCTCAに基づく管理は、 標準治療と比較して、 その後の心筋梗塞や心臓死の発生率を低下させなかった」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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