海外ジャーナルクラブ
8ヶ月前

Parkらは、 CRIC研究およびKNOW-CKD研究に参加し、 腎代替療法を受けていない進行期*の慢性腎臓病 (CKD) 患者2,939例を対象に、 血圧とCKD進行との関連を後ろ向きに検討した。 その結果、 eGFRのベースラインから50%以上の低下または腎代替療法の開始と定義した複合アウトカムにおいて、 ベースライン時収縮期血圧 (SBP) <120mmHgと比較した120-129mmHg、 130-139mmHg、 SBP≥140mmHgの各群のHR (95%CI) はそれぞれ1.33 (1.15-1.54)、 1.48 (1.27-1.72)、 1.82 (1.58-2.10) であった。 その後の経時的SBP変化を用いた解析では、 より顕著な血圧とCKD進行との関連性が示された。 また、 ベースラインのSBP群ごとのeGFRの年間低下量 (95%CI) は、 それぞれ-1.20 (-1.36--1.04)、 -1.77 (-1.97--1.57)、 -2.11 (-2.35--1.88)、 -2.48 (-2.70--2.27) mL/min/1.73m²だった。
本研究ではSBP<120mmHgを基準として、 SBP≥140mmHgについては一括して解析していますが、 層別解析を含めた詳細な評価を見てみたいところです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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