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79日前

湿布薬の上限原則63枚へ? 今知っておきたい湿布薬の使い分け (サイズ / 適応)

※2022/08/31訂正:表中のモーラステープ、 セルタッチ、 カトレップの分類に一部誤りがありました. お詫びして訂正いたします.
今回は2022年度診療報酬改定で見直しが行われた湿布薬の投薬枚数制限についてまとめると同時に、 湿布薬のサイズ・適応の比較についてまとめます. 診療報酬改定により、 1処方につき投薬可能な湿布薬の数が制限される中、 より適切な湿布薬を選択するための指標の一つとしていただければ幸いです. 

湿布薬の投薬枚数制限

1処方につき63枚までに縮小

2022年度の診療報酬改定では湿布薬の投薬枚数制限の見直しが行われました.

これまでは1処方につき湿布薬は70枚まで投薬可能でしたが、 2022年4月からは下記の通り【1処方につき63枚】までに縮小されています. 

処方上の注意点

  • あくまでも1処方に対しての投薬枚数制限なので、 一月内に複数回受診し、 合計の処方枚数が63枚を超えることは問題ありません.
  • また、 1処方について63枚を越してしまう場合でも、 医師が必要性を判断し、 その旨を診療報酬明細書に記載した場合は算定可能となることがあります. 
※最終的な保険での取扱いについては各審査支払機関にご確認ください.

湿布薬のサイズ

日本での承認サイズは?

現在、 日本で承認されている医療用の湿布薬 (医療用非ステロイド性鎮痛消炎貼付剤) のサイズは以下のように定められています.

● パップ剤 2規格 (10×14、 14×20cm) 
● テープ剤 2規格 (7×10、 10×14cm) 

代表的な湿布薬のサイズ

  • 湿布薬の投薬枚数制限ではサイズの区別はなく、 14×20cmが63枚でも7×10cmが63枚でも同じ63枚となります.
  • そのため、 患部に応じて適切なサイズの湿布を選択することが大切になります. 

湿布薬の適応

湿布薬の適応はどれでも同じではく、 薬剤ごとに適応が異なります. 代表的な湿布薬について適応の違いをまとめてみます. 

適応における注意点

参考資料

薬剤添付文書

最終更新:2022年8月31日
執筆:ぺんぎん薬剤師 @penguin_pharm
監修:聖路加国際病院救急部 清水真人

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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