HOKUTO通信
3日前
第一生命保険が2025年3月に発表した第36回 「大人になったらなりたいもの」 ランキングのトップ10で、 医師は小学生男子の10位、 小学生女子の4位にランクインしました。
調査は2024年12月にインターネットで実施され、 全国の小学校3~6年生、 中高生の男女計3000人から回答を得ました。
トップは小学生男子が 「会社員」、 同女子が 「パティシエ」。 いずれも現在の調査方式に変更された第32回調査 (2020年度) から5年連続で1位をキープしました。
男子では 「野球選手」 が 「サッカー選手」 を逆転し3位 (9.5%) にランクイン。 「憧れの人」 を尋ねた別設問で米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が1位になったことなどが影響していそうです。
医師をみると、 小学生男子は前年から1つ順位を下げ10位 (3.7%) にランクイン。 女子は前年から2つ順位を上げて4位 (5.1%) となりました。
また、 中高生では、 中学生男子で10位 (2.3%)、 高校生女子の7位 (3.7%) に入り、 幅広い年代で人気職種の常連となっています。
第一生命の調査は今回で36回目。 1回~31回 (1989年度~2019年度) は未就学児と小学生を対象に行われていましたが、 32回 (2020年度) からは対象が小学校3~6年生と中高生に変更されています。 変更前後で一定の連続性を持たせるため、 小学生の結果のみを比較します。
男子をみると、 医師はこれまで36回中32回ランクインしており、 圏外だったのは1995年度、 1999年度、 2000年度、 2020年度の4回だけ (1995年度はサンプル数が少なく、 ベスト5のみ発表)。 長年にわたって 「憧れの職業」 として定着しているといえます。
過去最高順位は2001年度の3位 (5.0%) 、 回答割合として最も高かったのは2017年度の6.4% (4位) でした。
女子は28回ランクイン。 当初は看護師の人気に押され圏外になることもありましたが、 第5回 (1993年度) で6位 (5.0%) に初登場。 近年では看護師と肩を並べる人気となっています。
過去最高順位は2013年度の3位 (5.2%) 、 最も高い回答割合は2017年度の6.6% (4位) でした。
詳しくは第一生命保険の第36回 「大人になったらなりたいものアンケート」 をご参照下さい。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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