海外ジャーナルクラブ
4ヶ月前
Liuらは、 急性虚血性脳卒中患者を対象に、 血栓除去術後のウロキナーゼ動脈内投与の有効性と安全性を無作為化比較試験で検討した。 その結果、 90日目の後遺症のない生存率 (modified Rankin Scaleスコア0または1達成) は、 ウロキナーゼ群 (266例) が45.1%、 対照群 (血栓溶解療法なし;266例) が40.2% (調整リスク比1.13、 95%CI 0.94-1.36、 p=0.19) となり、 両群で有意差は認められなかった。
mRS 0-1だとp=0.19ということで、 一般的なmRS 0-2で比較してみましたが、 ウロキナーゼ群が53.7%、 コントロール群が52.2%で差はありませんでした。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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