海外ジャーナルクラブ
2年前
Martoらは、COVID-19に罹患した急性期脳梗塞患者を対象に、 血行再建治療の安全性と治療成績を多施設共同後ろ向きコホート研究評価で評価。 その結果、 COVID-19に罹患した急性期脳梗塞患者、 COVID-19に罹患していない患者に比べ、 頭蓋内出血の合併率が高く、 血行再建治療後の臨床転帰も悪いことが示された。 本研究は、 Neurology誌において発表された。
COVID-19に関連する凝固線溶障害については、 本研究にあるようにまずはclose monitoringをすることで早期にその変化を認識して、 凝固と出血の相反する病態に対応していく必要があります。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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