海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前

Garcia-Paviaらは、 症候性閉塞性肥大型心筋症患者175例を対象に、 選択的心筋ミオシン阻害薬aficamten*とβ遮断薬メトプロロール**の有効性を、 第Ⅲ相二重盲検ダブルダミー無作為化比較試験MAPLE-HCMで比較評価した。 主要評価項目である24週時の最高酸素摂取量の変化量は、 aficamten群 (88例) が1.1mL/kg/分 (95%CI 0.5-1.7mL/kg/分) であり、 メトプロロール群 (87例) の-1.2mL/kg/分 (同-1.7--0.8mL/kg/分) と比べて有意な改善を示した (p<0.001)。 また、 24週時のニューヨーク心臓協会 (NYHA) 機能分類、 カンザスシティ心筋症質問票・臨床サマリースコア (KCCQ-CSS)、 バルサルバ手技後の左室流出路圧較差、 N末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド (NT-proBNP) 値、 左房容積係数もaficamten群で有意に改善したが、 左室心筋重量係数に有意差は認められなかった。 有害事象発現率は両群で同程度であった。
本試験のlimitationとして、 治療期間が短く、 aficamtenとメトプロロールの長期的臨床アウトカムに対する相対的効果を評価できない点が挙げられます。
「肥大型心筋症の管理に関するガイドライン2024」 の主な改訂点
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。