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化学療法レジメン

22日前

【計算】アンスラサイクリン系抗がん剤の累積心毒性 (ドキソルビシン換算500㎎/m²)

累積心毒性とは? (🔢ツール)

アンスラサイクリン系抗がん剤は、 累積投与により持続的かつ不可逆的な心筋障害がおこり、 用量依存的に発現頻度は増加する。

生涯累積投与量はドキソルビシン換算で500㎎/m²までに制限¹⁾

アントラサイクリン系薬剤の使用歴がある場合、 累積投与量をドキソルビシン換算の上、 合算してリスクを検討する。

その他のポイント

  • 治療開始前、 治療期間中の定期的な心エコー検査が推奨される¹⁾。
  • 治療開始前に過去の抗がん剤使用歴や放射線治療歴の確認を行う¹⁾。
例:乳癌補助化学療法でアントラサイクリン系薬剤使用後、 10年以上経ち白血病に罹患するケースなども必ず想定する

参考文献

1) 2016 ESC Position Paper on cancer treatments and cardiovascular toxicity developed under the auspices of the ESC Committee for Practice Guidelines: The Task Force for cancer treatments and cardiovascular toxicity of the European Society of Cardiology (ESC). Eur Heart J. 2016 Sep 21;37(36):2768-2801. PMID: 27567406

最終更新:2022年11月9日
執筆:牛久愛和総合病院薬剤センタ- 秋場孝則
監修医師:伊勢原協同病院血液内科 扇屋大輔

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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