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26日前

Savarirayanらは、 軟骨無形成症の小児患者を対象に、 経口FGFR1-3阻害薬infigratinibの有効性および安全性をプラセボと比較する第Ⅲ相無作為化比較試験PROPEL 3を実施。 52週時点の年間身長成長速度のベースラインからの変化量は、 infigratinib群がプラセボ群を有意に上回った一方、 重篤な有害事象の発現率はinfigratinib群で5%、 プラセボ群で3%であった。 試験結果はN Engl J Med誌に発表された。
本試験の主な限界は追跡期間が比較的短いことであり、 infigratinib治療が身体機能、 健康関連QOL、 医学的合併症、 成人最終身長に及ぼす影響を評価できていません。
軟骨無形成症はFGFR3の病的バリアントを原因とする遺伝性骨系統疾患である。 経口FGFR1-3チロシンキナーゼ阻害薬 infigratinibは、 軟骨無形成症の病態形成に関与する主要な経路を抑制する。
本試験は第Ⅲ相・多施設共同・二重盲検・プラセボ対照試験である。 3~17歳の軟骨無形成症の小児114例を対象に、以下の通りinfigratinibまたはプラセボを1日1回52週間投与する群に2:1の割合で無作為に割り付けた。
・infigratinib群 (75例)*
・プラセボ群 (39例)
主要評価項目は52週時点の年間身長成長速度のベースラインからの変化量とし、 主な副次評価項目は身長Zスコアおよび上半身/下半身比のベースラインからの変化量とした。 主解析は事前規定の補完法で欠測データを扱った最大の解析対象集団 (FAS)で評価した。
主要評価項目である52週時点の年間身長成長速度のベースラインからの変化量については、 プラセボ群と比べたinfigratinib群における最小二乗平均値の差は+1.74 cm/年であった (95% CI 1.31-2.17, p<0.001)。
副次評価項目である52週時点の身長Zスコアのベースラインからの変化量については、 プラセボ群と比べたinfigratinib群における最小二乗平均値の差は0.32 (96%CI 0.23-0.41, p<0.001)、 上半身と下半身の比の変化量については最小二乗平均値の差は-0.02であった (96% CI -0.06-0.01)。
有害事象はinfigratinib群で74例中71例 (96%)、 プラセボ群で39例中37例 (95%)に認められ、 重篤な有害事象はそれぞれ4例 (5%)、 1例 (3%)に発生した。 重篤な有害事象および投与中止に至った有害事象のいずれについても、 infigratinibまたはプラセボに関連するものと担当医が判定した有害事象はみられなかった。
著者らは、 「infigratinibを1日1回、 52週間にわたって投与することで、 軟骨無形成症患児の年間身長成長速度がプラセボと比べて有意に改善した」 と結論付けている。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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