臨床試験データベース
12ヶ月前
進行病変に対する治療歴のないER陽性/HER2陰性進行乳癌の閉経後女性患者において、 パルボシクリブ+レトロゾールの効果を、 プラセボ+レトロゾールを対照に検証した第Ⅲ相無作為化比較試験PALOMA-2の結果より、 無増悪生存期間 (PFS) に対する有効性が示された。
▼中間解析結果
▼追跡結果
進行病変に対する治療歴のないER陽性/HER2陰性進行乳癌の閉経後女性患者
666例を以下の2群に1:1で割り付けた
HR 0.58 (95%CI 0.46-0.72)、 p<0.001
PFSのサブグループ解析
内臓疾患の有無やホルモン療法歴の有無に関わらず、 パルボシクリブ群で有効性が認められた。
オッズ比 1.40 (95%CI 0.98-2.01)、 p=0.06
データ不十分のため未報告
治療関連AE (Grade3、 4) の発現率
進行病変に対する治療歴のないER陽性/HER2陰性進行乳癌の閉経後女性患者において、 パルボシクリブ群は、 プラセボ群と比較し、 PFSを有意に延長させることが示された。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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