海外ジャーナルクラブ
13日前

Pfrepperらは、 ドイツ・オーストリア・スイス血栓止血学研究学会 (GTH) の常設委員会メンバーにより、 非重症血友病患者における重度出血表現型 (severe bleeding phenotype : SBPT) の定義および予防療法開始に関して、 デルファイ法によるコンセンサス形成を行った。 その結果、 SBPTの主要基準として5項目が合意され、 さらに残存凝固因子活性や既往出血、 併存疾患などを考慮した長期予防療法開始に関する5つの推奨が示された。 本コンセンサスはHaemophilia誌に発表された。
デルファイ法そのもののlimitationですが、 合意基準は専門家の意見に基づくものであり、 前向き研究による検証は行われていません。
現行ガイドラインでは、 重度出血表現型 (severe bleeding phenotype : SBPT) を有する非重症血友病患者に予防療法を推奨しているが、 SBPTの定義や予防療法開始の基準については統一見解が得られていない。
ドイツ・オーストリア・スイス血栓止血学研究学会 (GTH) の常設委員会Hemophiliaメンバーを対象に、 デルファイ法によるコンセンサス形成を実施した。
41項目のステートメントを26人の血友病専門家が1~9点で評価し、 7点以上を同意、 75%以上をコンセンサス、 95%以上を強いコンセンサスと定義した。
SBPTに関する5つの主要基準と3つの副次基準、 長期予防療法開始に関する5つの推奨、 および間欠的予防療法開始に関する6つの推奨について合意が得られた。
SBPT主要基準
長期予防療法開始基準
著者らは、 「非重症血友病患者におけるSBPTの基準と予防療法開始に関し、 日常診療に適用可能なコンセンサスが得られた」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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