海外ジャーナルクラブ
13日前

Arodaらは、 2型糖尿病患者を対象に、 開発中の1日1回経口小分子GLP-1受容体作動薬elecoglipronについて、 第Ⅱb相二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験 (SOLSTICE) を実施した。 その結果、 26週時のHbA1c変化量はプラセボ群で-0.15㌽であったのに対し、 elecoglipron群では最大-1.88㌽ (75mg、 2週ごと漸増投与にて) であった。 試験結果はLancet誌に発表された。
本試験は8つの治療群を有する第Ⅱb相試験であり、 多重比較に伴う第1種の過誤 (偽陽性) を補正していないため、 すべてのp値は探索的かつ記述的に解釈する必要があります。
開発中のelecoglipronは食事や水分制限なく1日1回経口投与できる小分子GLP-1受容体作動薬である。
本薬剤の2型糖尿病における有効性・安全性・忍容性を評価した。
本研究は、 日本を含む9ヵ国で実施した第Ⅱb相二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験である。
食事・運動単独またはメトホルミン/SGLT2阻害薬単剤で管理されている2型糖尿病患者406例を対象とし、 複数のelecoglipron用量群 (5mgから75mg) またはプラセボ群に無作為化した。
主要評価項目は、 26週時のベースラインからのHbA1c変化量とした。
26週時点でのHbA1c変化量は、 elecoglipron群で-0.91~-1.88㌽であった。
26週時のHbA1c変化量
有害事象はelecoglipron各群の63~87%、 プラセボ群の63%で報告され、 多くは悪心・便秘・下痢・嘔吐といった消化器症状であった。
著者らは、 「1日1回経口elecoglipronは高血糖を低下させ、 安全性・忍容性はGLP-1受容体作動薬クラスと一致していた。 本結果は、 2型糖尿病に対する第Ⅲ相試験での検証を支持する内容である」と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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