【FACE2AD】ご存知ですか? 病院前の脳梗塞評価スケール
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HOKUTO編集部

2年前

【FACE2AD】ご存知ですか? 病院前の脳梗塞評価スケール

病院前の脳梗塞評価スケール、 FACE2ADの計算ツールを追加しました。 ぜひご確認ください。

FACE2ADとは? 🔢計算はこちら

FACE2ADは病院前で脳梗塞によるLVO (large vessel occlusion) の可能性を評価するためのツール。

以下の6項目の頭文字から命名されている¹⁾。

  • Facial palsy (顔面麻痺)
  • Arm palsy (上肢麻痺)
  • Consciousness impairment (意識障害)
  • Eye deviation (共同偏視)
  • Atrial fibrillation (心房細動)
  • Diastolic blood pressure (拡張期血圧85mmHg以下)

エビデンス

熱海伊東医療圏において、 2018年9月から、 FACE2AD3点以上の症例は 機械的血栓除去術 (mechanical thrombectomy:MT)が可能な施設へ直接搬送とするstroke bypass型機械的血栓回収体制 (AISB) が導入された。

その結果、 転送率は66.7%から27.3%へ有意に低下し (P=0.03)、 FACE2AD 3点以上の症例におけるLVO陽性的中率は 55%であった²⁾。

参考文献

  1. Field Assessment of Critical Stroke by Emergency Services for Acute Delivery to a Comprehensive Stroke Center: FACE2AD. Transl Stroke Res. 2020 Aug;11(4):664-670. PMID: 31833034
  2. 熱海伊東医療圏におけるLVO予測 prehospital scale(FACE2AD)を用いた stroke bypass 型機械的血栓回収体制の有効性. 脳卒中 早期公開 2021年1月15日 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jstroke/advpub/0/advpub_10831/_article/-char/ja (最終確認2022/11/11)
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最終更新:2022年11月14日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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