【Ann Intern Med】血圧は静かな環境で測定しなくてよい
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海外ジャーナルクラブ

5ヶ月前

【Ann Intern Med】血圧は静かな環境で測定しなくてよい

【Ann Intern Med】血圧は静かな環境で測定しなくてよい
Ishigamiらは、 米メリーランド州ボルチモアの成人108例を対象に、 騒音と公共環境が血圧測定に及ぼす影響を無作為クロスオーバー試験で検討した。 その結果、 平均収縮期血圧 (SBP) は静かな個室で128.9mmHg、 騒がしい公共空間で128.3mmHg、 騒がしい公共空間+耳栓装着で129.0mmHg、 平均拡張期血圧 (DBP) はそれぞれ74.2mmHg、 75.9mmHg、 75.7mmHgとなり、 公共環境と静かな個室での血圧測定値に差が認められなかった。 

📘原著論文

Effects of Noise and Public Setting on Blood Pressure Readings : A Randomized Crossover Trial. Ann Intern Med. 2025 Jan 28. Online ahead of print. PMID: 39869911

👨‍⚕️HOKUTO監修医コメント

著者らは結論で、 高血圧スクリーニングの場として公共環境が妥当であると述べています。

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N Engl J Med. 2024年11月16日オンライン版

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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