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4日前

Francisらは、 閉経前ホルモン受容体陽性早期乳癌を対象に、 タモキシフェン (TAM) 単独、 TAM+卵巣機能抑制 (OFS)、 エキセメスタン (EXE) +OFSの長期予後への影響を無作為化比較試験 (SOFT・TEXT) で検討した。 その結果、 15年時点でEXE+OFSは再発を抑制し続けていた一方、 全生存 (OS) の明確な改善はHER2陰性集団の若年患者や高悪性度腫瘍といった高リスクサブグループに限られた。 試験結果はAnn Oncol誌に発表された。
5年間の試験治療終了後はプロトコールで治療が規定されておらず、 延長内分泌療法の実施率は群間で異なっていました。 これが15年という長期成績に影響を及ぼした可能性があります。
SOFT試験により、 タモキシフェン (TAM) への卵巣機能抑制 (OFS) 追加は乳癌再発を減らし、 エキセメスタン (EXE) +OFSがさらに再発を抑制することが示された。 SOFT試験とTEXT試験の統合解析では、 EXE+OFSがTAM+OFSと比較して遠隔再発を有意に減少させていた。 本稿では15年の最終成績を示す。
SOFTおよびTEXTは、 閉経前ホルモン受容体陽性早期乳癌を対象とした第Ⅲ相試験であり、 ITT集団はSOFTが3,047例、 TEXTが2,660例であった。 患者は5年間、 以下の群に無作為化された*。
SOFT試験
TEXT試験
評価項目には無病生存期間 (DFS)、 乳癌非発症期間 (BCFI)、 遠隔再発非発症期間 (DRFI)、 全生存期間 (OS) を含み、 15年カプラン・マイヤー推定値、 HR・95%CIを報告した。
SOFT試験では、 内分泌療法強化による再発抑制が継続し、 TAM+OFSはTAM単独に比べ乳癌イベントを抑制した (HR 0.82 [95%CI 0.69-0.98、 p=0.03])。
15年BCFI率
低リスクの非化学療法集団では、 OFSが15年時点で乳癌イベントを減少させ、 DRFIとOSは内分泌療法の割り付けによらず高値を維持した。
SOFT試験のHER2陰性集団において、 内分泌療法強化によるOSの改善は、 以下の高リスク群で明確であった。
15年OS : HER2(-) 化学療法既施行例 (1,257例)
15年OS : HER2(-) 35歳未満例 (241例)
SOFT・TEXT統合解析では、 HER2陰性集団 (4,035例) において、 EXE+OFSはTAM+OFSに比べ遠隔再発を抑制するも (HR 0.75 [95%CI 0.63-0.90])、 死亡抑制は有意水準に達しなかった (HR 0.89 [95%CI 0.74-1.06])。
生存への絶対的ベネフィットは、 若年や高悪性度腫瘍などの高リスク集団で最も大きかった。
著者らは、 「ホルモン受容体陽性HER2陰性乳癌に対する術後EXEおよび/またはOFSについて、 TAM単独に対する意義あるOS上乗せは高リスクサブグループに限られる。 また、 TAMをベースとする内分泌療法は、 閉経前の高悪性度HER2陰性腫瘍では最適な転帰をもたらさない可能性がある」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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