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HOKUTO通信

62日前

【サッカーW杯】カタールの医療事情と注意すべき感染症

サッカーのFIFAワールドカップ (W杯) が開幕し、 寝不足の医師も多いのでは。 今回は開催国カタールの医療事情やかかりやすい疾患について紹介する。

出稼ぎ医師が多い

外務省によると、 カタールの人口は約280万人。 そのうちカタール人は約25万~30万人で、 他国の出稼ぎ労働者が9割程度を占めている。

医師も賃金の安い周辺国からの出稼ぎが多く、 医療水準にばらつきがある。 一般的には一定の医療水準が期待できる私立病院が人気で、 重篤な疾患では 「欧州など先進国での治療が望ましい」 (外務省) という。

気温45度、 砂嵐…

夏は日中45度を超す高温となり、 砂嵐による細かい砂塵が舞う。 熱中症や呼吸器系疾患 (上気道炎や喘息) のほか、 眼科系疾患 (結膜炎) 、皮膚科系疾患 (皮膚炎) に罹患しやすい

厚生労働省によると、 気温が上がる5~11月は食中毒が多く発生する。 細菌性赤痢やA型肝炎、 腸チフス、 カンピロバクター感染症、 コレラ、 アメーバ赤痢、 ジアルジア症などの経口感染症があるという。

今年もMERSで死者

中東呼吸器症候群(MERS) の流行が報告されており、 今年に入っても死者が出ている。 病院での集団発生や医療従事者の感染は確認されていない。

ヒトへの感染源としてヒトコブラクダが有力視されている。 ヒトからヒトへの感染は主に飛沫感染で、 持病のある人は重症化しやすい。 殺菌していないラクダの肉や乳などを食べると感染リスクが高まる。

マラリアは報告なし

米国疾病予防管理センター (CDC) の感染症情報の危険度区分によると、 2021年4月28日時点でマラリアは確認されていない。

参考資料

こちらの記事の監修医師
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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