海外ジャーナルクラブ
4ヶ月前

Jeonらは、 非小細胞肺癌患者を対象に、 肺葉切除後の肺機能回復を、 従来の区域切除による予測術後肺機能 (PPO) と比較した前向きコホート研究を行った。 その結果、 術後2週では左上葉・右下葉切除群で努力性肺活量 (FVC) ・1秒量 (FEV1) ・一酸化炭素拡散能 (DLCO) の実測値がPPOに近似したが、 他の肺葉切除群では約25%低下した。 3ヵ月後には全肺葉で実測値がPPOを上回り、 代償的な機能回復が示唆された。 術後6ヵ月時点での回復遅延には、 右上葉切除、 開胸手術、 術後身体活動の低下が関連しており、 正確な予後予測には肺葉特性や代償機構を考慮する必要があると結論づけられた。
追跡期間が12か月と比較的短く長期転帰を評価できないこと、 また呼吸機能指標に焦点を当てたため、 心肺運動負荷試験や6分間歩行試験などの他の生理的評価を含まなかった点がlimitationです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。