海外ジャーナルクラブ
1ヶ月前

宮内氏らは、 喫煙が炎症性腸疾患 (IBD) に与える影響を解明するため、 IBD患者および健常者の唾液・便・大腸粘膜の細菌叢解析と、 喫煙関連細菌の免疫学的影響をマウスモデルで評価した。 その結果、 喫煙は大腸粘膜における口腔内細菌 (Streptococcus mitis [S. mitis]など) の増加と関連し、 S. mitisの単独定着は大腸でIFN-γ産生T細胞を誘導した。 さらにS. mitisはマウス潰瘍性大腸炎 (UC) モデルの炎症を抑制する一方、 クローン病 (CD) モデルでは炎症を悪化させ、 喫煙がIBD病態に相反する影響を及ぼす機序が示唆された。
UC患者において、 禁煙後に症状が悪化する現象は、 腸内細菌叢のコントロールによって軽減できる可能性があるとのことです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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