インタビュー
1ヶ月前

「医師である前に、 一流の社会人であれ」 ──。 手技、 勉強、 人間関係。 そのすべてにおいて満足度の高い初期研修が行われているのが、 さいたま市立病院 (埼玉県) です。
今回は、 臨床研修管理委員長の明石真幸先生と、 研修医3名の先生に、 研修の特徴や実際の研修生活について話を聞きました。
――研修の特徴を教えてください。
明石先生
「一言で言うと、 自由度が高く、 かつ内容が充実している点が特徴です。 2年次には7か月の選択期間があり、 最短2週間単位で診療科を回れます。 一度決めたローテーションを途中で変更することもでき、 進路に合わせて柔軟に調整できます」
大石先生
「小児科と小児外科で迷っていましたが、 後半の予定を外科系に大きく変更しました。 こうした相談に柔軟に対応してもらえる点は、 本当にありがたいです」
「1年目には主要な内科6科を必修で回ります。 志望科に関わらず、 医師としての基礎をしっかり身につけられる構成です」
――小児や周産期に特化したプログラムもあると聞きました。
明石先生
「小児科・成育医療コースを設けています。 周産期センターがあり、 小児外科医も3名在籍しています。 症例数も豊富で、 専門性を意識した研修が可能です」

――研修先に選んだ理由を教えてください。
国本先生
「見学時に、 研修医の先輩たちが『悪いところが一つもない』と話していたのが印象的でした。 素敵な人たちに囲まれて働けると感じたことが一番の決め手です」
大石先生
「見学の際に話した1学年上の先輩を見て、 『この人みたいになりたい』と思えたことが大きかったです」
河野先生
「優しく丁寧な指導に惹かれました。 内科志望なので内科系が充実している点や、 三次救急でありながら二次救急を研修医主体で診られる点も魅力でした」
――実際に研修してみていかがですか?

国本先生
「イメージ通りです。 手技の途中で交代した時も、 『最初の穿刺が上手だったから成功したよ。 ありがとう』と声をかけてもらい、 前向きな気持ちで次に活かせました」
河野先生
「うまくいかなかったときは『なぜだと思う?』と、 私たちの考えを聞いてから、 正解を教えてくれます。 一緒に考えながら理解を深められる点が印象的です」
明石先生
「大学病院出身の指導医が多く、 教育に熱心です。 一方的に教えるのではなく、 一緒に考える文化が根付いています」
――忙しさを5段階で評価すると?

大石先生
「平均して3です。 手技を積極的にやりたい時は5、 勉強に集中したい時は2と、 自分で調整できます」
国本先生
「普段は3、 当直は3~4です。 大変な日もありますが、 急性期病院ならではの学びがあります」
「1年目の6月までは、 2年目の先輩が内科当直についてくれる『D当直』制度があり、 初歩的なことから教えてもらえました」

――勉強会も充実しているそうですね。
大石先生
「毎週木曜日に研修医セミナーがあります。 実践的な内容が多く、 当直中にも見返しています」
河野先生
「緩和ケアなど、 志望科以外を専門の先生から学べる機会も多いです。 市中病院でここまで勉強会が充実しているのは珍しいと思います」
――病院全体の雰囲気はどうですか?
明石先生
「15年以上前から、 明るい挨拶が自然と交わされています。 地域性が、 病院の雰囲気にも表れていると思います」

――オフの過ごし方、 過ごしやすさはどうですか?
大石先生
「基本は土日休みで、 休日の日直は月1~2回ほどです。 青森や福井を旅行したこともあります」
明石先生
「北浦和駅から新宿・東京まで約25分。 大宮駅も近く、 新幹線での移動も便利です」
――医学生へメッセージをお願いします。
河野先生
「研修先に選んで本当に良かったです。 手技、 勉強、 人間関係、 すべてにおいて想像以上でした」
国本先生
「穏やかで情熱的な人が集まる場所です。 一生大切にしたい人間関係が築けると思います」
大石先生
「志望科が決まっていても、 決まっていなくても、 将来に必ず活きる研修ができます。 ぜひ見学に来てください」
明石先生
「安全とプライベートを守りながら、 急性期の豊富な症例を経験できる環境です。 ぜひお待ちしています」




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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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