HOKUTO通信
11ヶ月前
東京都と双璧をなす大阪府の市町村別の平均年収はどれくらいなのでしょう。 市町村別のランキング形式でご紹介します。
まずは都道府県別の年収をみていきます。 総務省統計局の 「2019年全国家計構造調査」 によると、 夫婦・単身などを合わせた総世帯の平均年間収入は以下の表のようになりました。
大阪は34位の503万円でした。
では、 大阪府の市町村別の平均編集はどうなのでしょう。 上記の調査とは異なりますが、 総務省が2023年3月に公表した 「課税標準額段階別令和4年度分所得割額等に関する調 (合計) 」 を基に、 HOKUTO編集部が算出しました。
調査手法が異なるため、 以下の点にご留意下さい。
市町村民税の課税対象所得を、 所得割の納税義務者数で割って計算しています。
北摂エリアの箕面、 吹田、 豊中、 池田、 茨木がトップ5を独占する結果となりました。 北摂は元々は、 富裕層向けの郊外住宅地として開発された地域で、 居住エリアとしても人気です。
北摂エリアは、 計画的に作られた大小さまざまな公園が豊富な街並みが特徴です。 この町並みは1970年に開催された大阪万博のころに既に完成したと言われており、 豊中と吹田にまたがる千里ニュータウンは、 日本で初めて歩車分離の徹底を実施したことでも有名です。
歩行者専用道に沿って学校や公園などがバランスよく配置されています。 この他、 国立・府立・市立などの医療機関が充実していることや、 大阪市への通勤圏内に位置して交通アクセスがいいこと――などが人気の理由だそうです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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