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4日前

Biらは、 胸膜直下の肺病変に対する経皮的肺針生検を受ける患者を対象に、 超音波 (US)、 造影超音波 (CEUS)、 CTの各ガイド下での生検の診断性能と安全性を多施設共同の無作為化比較試験で検討した。 その結果、 診断収率と診断感度はいずれもCEUSガイド下生検群で最も高かった一方、 全合併症発生率はCEUSガイド下生検群で最も低く、 診断性能と安全性の両面でCEUSが優位であることが示された。 試験結果はChest誌に発表された。
施設別の層別化を行わない単純無作為化を採用しており、 群間の均衡は確認されたものの、 施設間差による影響を完全には除外できません。
胸膜直下の肺病変の診断においてはUSガイド下経皮的肺針生検がガイドラインで推奨されているが、 CTガイド下生検との比較については質の高い臨床研究による検証が必要である。 本試験では、 USガイド下生検がCTガイド下生検と比べて診断性能と安全性で優れているのか、 またCEUSにさらなる利点があるのか検証した。
2020年6月~2023年11月に、 胸膜直下の肺病変に対して経皮的肺針生検を受ける患者2,485例を、 以下の3群に無作為に割り付けた。
主要評価項目は診断収率と疾患別の診断感度の2項目であった。 診断収率は米国胸部学会 (ATS) および米国胸部専門医学会 (ACCP) の厳格な定義に従い臨床的な意思決定に有用な診断が得られた生検の割合と定義した。 一方、 診断感度は、 疾患が確定した患者のうち、 生検によって当該疾患が正しく診断された患者の割合とした。
副次評価項目は合併症発生率、 コア針生検 (CNB) と穿刺吸引 (FNA) の使用割合、 穿刺回数、 穿刺時間であった。 安全性の主要指標は全合併症発生率とした。
主要評価項目の診断収率と診断感度のいずれについても3群間に有意差が認められ、 CEUS群で最も高かった。
診断収率
χ2=49.046, p<0.001
診断感度
χ2=72.623, p<0.001
疾患別の解析でも、 悪性疾患と特定の良性疾患の診断感度はCEUS群で最も高く、 3群間に有意差が認められた。
悪性疾患の診断感度
χ2=62.259, p<0.001
特定の良性疾患の診断感度
χ2=29.712, p<0.001
全合併症発生率はCEUS群で最も低く、 3群間に有意差が認められた。
全合併症発生率
χ2=65.322, p<0.001
著者らは、 「胸膜直下の肺病変の生検では、 CEUSガイド下の経皮的肺針生検が診断性能と手技の安全性の両面でUSガイド下生検およびCTガイド下生検を上回っていた。 また、 CEUSガイド下生検は特に悪性疾患と特定の良性疾患に対する疾患別の診断感度も改善したことから、 臨床における経皮的肺生検の最適な手法となり得ると考えられる」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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