海外ジャーナルクラブ
8ヶ月前

DiNardoらは、 強力化学療法が不適応なイソクエン酸脱水素酵素 (IDH) 遺伝子変異陽性急性骨髄性白血病 (AML) 60例を対象に、 2試験における3剤併用療法のDNAメチル化阻害薬 (HMA) +BCL-2阻害薬ベネトクラクス (VEN) +IDH阻害薬*の安全性および有効性を評価した。 その結果、 早期死亡は60日以内に1例 (2%) のみで、 安全性プロファイルはHMA+VENまたはIDH阻害薬の2剤併用と同様であった。 複合完全寛解 (CRc) 率は92%、 全奏効率 (ORR) は95%、 追跡期間中央値27.4ヵ月時における全生存期間 (OS) 中央値は未到達、 2年OSは69%、 2年累積再発率は24%であった。 治療歴のある二次性AML患者ではCRcが71%、 2年OSが34%と予後不良であった一方で、 一次性AML患者の2年OSは84%であった。
本研究の意義として、 IDH変異AMLに対するベネトクラクス+HMA+IDH阻害薬の三剤併用は良好な忍容性と高い奏効率を示しており、 「今後の無作為化試験で有効性の検証が期待されている」 とAssociate Editorがコメントされています。
AMLに対するMagrolimabとの3剤併用療法の有効性は?
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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