海外ジャーナルクラブ
2年前
Kediaらは、 軽症〜中等症の潰瘍性大腸炎(UC) 患者を対象に、 マルチドナー糞便微生物叢移植+抗炎症食 (FMD-AID)の効果を検討する無作為化比較試験を実施。 その結果、 FMD-AIDは軽症〜中等症のUCに効果的に寛解をもたらし、 その効果は抗炎症食により1年以上維持された。 本研究は、 Gut誌において発表された。
糞便移植の効果を検討した研究です。 副作用の部分は本文から読み取る必要がありそうですね。 方法は非常に原始的で効果もほぼ確実、 なので副作用や懸念 (非科学的な心配を含めた)と言われる部分までをしっかりと検討することで一般化が進んでいくと思います。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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