HOKUTO通信
25日前

藤田医科大学の研究グループは、 パーキンソン病の進行度を便から推定する腸内細菌遺伝子マーカーを世界で初めて明らかにした。 研究成果は2026年8月10日、 国際学術誌 「Journal of Parkinson's Disease」 オンライン版に公開された。 定量PCR (qPCR) 法で測定できる。
発表によると、 研究グループはパーキンソン病患者59人と、 年齢や性別をマッチさせた健常者65人の便を解析した。 その結果、 アッカーマンシア (Akkermansia) 由来の 「nanAkk遺伝子」 の量が運動症状重症度 (Hoehn-Yahr [HY] ステージ) と相関し、 病期の進行に伴って段階的に増加することを見いだした。
次世代シーケンサーのような高額な機器を使わず、 健康診断や日常の臨床検査で広く普及しているqPCR法 (便検査) で測定できる点が特徴。 同大は、 低コストで迅速な病態評価や進行予測、 患者に応じた最適な治療選択への応用が期待できるとしている。
研究は脳神経内科学の水谷泰彰准教授、 渡辺宏久教授らと、 消化器内科学・医科プレ・プロバイオティクス講座の共同で行われた。
藤田医科大学 : パーキンソン病の進行度を便から推定する腸内細菌遺伝子マーカーを世界で初めて発見

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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