HOKUTO編集部
10ヶ月前
2024年2月22~24日に愛知県・名古屋国際会議場で開催された第21回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO 2024)の注目演題について、レポート記事を紹介いたします。
本年2月22~24日に、 名古屋国際会議場において第21回日本臨床腫瘍学会学術集会 (JSMO2024) が開催されました。 今大会において特に注目されるトピックについて、 大阪国際がんセンター血液内科副部長の藤重夫先生に印象記をお寄せいただきました。 (詳細をみる)
「発熱性好中球減少症 (FN) 診療ガイドライン改訂第3版」 が2024年2月25日に発刊された。 前版である改訂第2版に関するアンケート結果などを参考に、 新たな評価アルゴリズムが提案されている。 第21回日本臨床腫瘍学会では、 同ガイドライン作成グループ委員でさがみひまわりクリニック院長の秋山暢氏が、 FN患者のリスク評価法 (CQ1) について解説した。 (詳細をみる)
「発熱性好中球減少症 (FN) 診療ガイドライン改訂第3版」 の作成においては、 2017年に発刊された改訂第2版の遵守状況に関するアンケートの結果を踏まえた検討が行われたという。 第21回日本臨床腫瘍学会 (JSMO 2024) では、 同ガイドライン作成グループ委員でさがみひまわりクリニック院長の秋山暢氏が、 同調査の概要と結果を解説した。 (詳細をみる)
発熱性好中球減少症 (FN) における癌薬物療法時の感染対策について、 日本臨床腫瘍学会による 「発熱性好中球減少症 (FN) 診療ガイドライン改訂第3版」 が2024年2月25日に発刊された。 第21回日本臨床腫瘍学会学術集会では、同ガイドライン改訂第3版作成部会長で、 帝京大学附属溝口病院第四内科常勤客員教授の吉田稔氏が、主な改訂ポイントを解説した。 (詳細をみる)
未治療のEGFR遺伝子変異(exon19欠失、 またはL858R変異) を有する進行非小細胞肺癌 (NSCLC) 患者に対するEGFRチロシンキナーゼ阻害薬エルロチニブ+抗VEGFR2抗体ラムシルマブ併用療法の効果について、 プラセボを対象に検証した第III相国際二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験RELAYより、 全生存期間 (OS) の最終解析結果が初めて報告された。 検証の結果、 併用群ではOS中央値が数値的に延長し、 特に日本人のL858R陽性患者において、 その効果は良好であった。 近畿大学腫瘍内科特任教授の中川和彦氏が発表した。 (詳細をみる)
早期前立腺癌に対する監視療法 (AS) の長期成績について、 厚生労働省班研究の多施設共同前向き観察研究コホートによる調査の結果、 早期前立腺癌におけるASは本邦で安全な運用の可能性が示された。 香川大学附属病院泌尿器・副腎・腎移植外科の加藤琢磨氏が発表した。 (詳細をみる)
シスプラチン(CDDP) 不耐で、 FOLFOX療法 (レボホリナートカルシウム[I-LV]+オキサリプラチン[L-OHP]+フルオロウラシル[5-FU]併用) が投与可能な臨床病期IVBの進行食道扁平上皮癌 (ESCC) の日本人症例を対象に、 FOLFOXによる1次治療の有効性と安全性を検証した多施設共同前向き観察研究の結果より、 日本人症例に対するFOLFOXの臨床的有効性が示された。 国立がん研究センター中央病院頭頸部・食道内科/消化管内科の山本駿氏が発表した。 (詳細をみる)
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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