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HOKUTO通信

36日前

「臨床研究医コース」 定員割れで2次募集~研究従事医師の養成目指すも不人気~

将来研究に従事する医師の養成を目指す 「臨床研究医コース」 が不人気にあえいでいる。 制度開始当初から定員割れが続き、 3度目の募集となる今回も定員の3割しか集まらなかった。

研究医不足の打開策として期待

主催する日本専門医機構は24日、 来月11日まで追加の2次募集の受付を始めたことを明らかにした。

臨床研究医コースは、2年間の臨床研修の後、 研究と臨床双方に5年携わり、 計7年間で専門医資格と学位の取得を目指すコース。 医師の大学離れなどによる研究医不足の懸念から2021年度にスタートした。

第1回医療政策研修会第1回地域医療構想アドバイザー会議(2020年10月9日、 https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000683716.pdf)より転載

メリットは従事する間、 所属する医療機関などで医師としての身分と給与が保証されること。以前は医学研究に従事する医師は給与などが安定せず、アルバイトをしながら生計を立てているケースが多かったという。研修修了後は大学の臨床教官などになる。

狭き門とみられていたが

定員40人は当初、 「狭き門」 とみられていた。 だが、 ふたを開けてみると、 初年度が26人、 22年度が19人の採用にとどまった。 23年度に向けた今回は12人のみだった。

抜本的な見直しへ

コースの認知度不足に加え、医療関係者からは 「研究医にとって本当に魅力のある制度なのか疑問」 という声も上がる。

こういった指摘を受け、 同機構はワーキンググループなどで抜本的な制度の見直しを検討している。

こちらの記事の監修医師
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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