自治医科大学附属病院血液科
1ヶ月前

自治医科大学附属病院血液科は、 5月9日 (土) に医局説明会を開催します。 「あらゆる血液疾患に向き合い、 自ら調べ、 考え、 そして決断できる血液内科医を育てる」 を理念に掲げる同科の魅力を紹介します。
自治医科大学附属病院は、 栃木県の南端に近い下野市に位置しています。 栃木県というと 「遠い」 という印象を持たれる方もいるかもしれませんが、 東京からもアクセスが良く、 都内から通勤している医師も少なくありません。
都会の喧騒から少し離れた、 落ち着いた環境の中で高度医療に集中できることも、 この病院の大きな魅力です。
当院は地域医療の中核を担う大学病院として、 栃木県のみならず近隣県からも数多くの患者が紹介されてきます。 そのため当科の専門研修では、 急性白血病やリンパ腫、 骨髄腫などの比較的頻度の高い疾患から稀少疾患まで、 幅広い疾患を短期間に数多く経験することができます。
また、 都心部の病院では既に他院で診断が確定した患者さんが治療のために紹介されてくることが多いですが、 当科では診断の検討から治療方針の決定、 そして造血幹細胞移植や免疫細胞療法などの先進治療まで、 すべてのステップに関わることができます。

専門研修プログラムは原則として、 指導医・専門研修医・初期研修医の3人で診療チームを構成しています。 血液科病棟および無菌治療部病棟の両方を担当し、 経験を積んでいただきます。
治療方針は週1回の全体カンファレンスで相談しながら決めていくため、 診療に不安を感じることなく、 治療方針を決める過程を学ぶことができます。
カンファレンスは単に診療方針を検討する場ではなく 「重要な教育の場」 として位置付けています。 2セットの診療端末とスクリーンをフル活用して全員で情報を共有し、 必要に応じて重要な論文データ等をスクリーンに投影して一例一例について深く検討し、 疑似体験できるようにしています。

独り立ちした血液内科医になるためには、 一つひとつの治療選択の理由について尋ねられた際にしっかりと自分で回答できるような思考能力を身に付けることが重要です。 カンファレンスでは若い先生が話しやすい雰囲気を大切にし、 自分で考える機会を積極的に創っています。
また、 1年間の中で数ヵ月は病棟担当から離れる 「病棟フリー期間」 があります。 この時期に論文を読んだり、 臨床研究を始めたり、 と少しゆっくりと物事を考える時間を確保して、 医師としての思考力を高めていただきます。
当科は無料統計ソフトEZRの開発拠点ということもあり、 まずは統計解析を駆使した臨床研究が非常に盛んです。 後期研修医もそれぞれ臨床研究のテーマをもち、 学会発表や論文発表に取り組んでいます。
さらに、 希望者が自由なタイミングで大学院に進学し、 基礎的な研究に専念することも可能です。 移植免疫や腫瘍免疫に関連する多彩な研究を行っており、 成人T細胞性白血病・リンパ腫に対するTax特異的T細胞受容体遺伝子導入免疫細胞療法は臨床応用段階まで進んでいます。

診療はチーム制にしていますので、 夜間・週末は当番制になっており、 しっかりと休養する体制を整えています。
また、 時短勤務などの制度によって育児や介護などの事情のある医師も持続的に活躍できるシステムが整備されており、 実際に育児中の女性医師も診療や研究で活躍しています。
後期研修を終えてからは、 そのまま診療現場をメインにする医師もいれば、 大学院に進学したり、 海外留学に挑戦したりする医師もいます。 基本的にそれぞれの希望を重視してキャリアを築いていただいています。

血液内科は、 研究成果が診断や治療の進歩に直結する分野です。 例えば、 慢性骨髄性白血病は分子標的薬剤の開発によって不治の病から慢性外来疾患へと一転しました。
治療によって患者さんの病状が劇的に改善する瞬間に立ち会えることが、 この分野の大きな魅力です。 一方で瞬間的な判断が求められることは少なく、 「しっかりと調べて考えた上でアクションを起こす」 というペースを好む人に向いていると思います。
自治医科大学附属病院血液科は、 あらゆる血液疾患に向き合い、 自ら調べ、 考え、 そして決断できる血液内科医を育てることを使命としています。
血液内科医として実力を身につけたい方はもちろん、 専門分野をまだ迷っている方も歓迎します。 1~3年などの短期的な研修も受け入れています。 学閥のない風通しの良い環境で、 自分の成長を実感してみませんか。
ぜひ一度、 お気軽にご連絡ください。
日時 : 2026/5/9 (土) 14:00~15:30
会場 : ステーションコンファレンス東京402-A
* : Web参加も可
主催 : 自治医科大学内科学講座血液学部門
予約 : 参加予約はこちら
お名前と参加方法 (現地 or Web) をお知らせください。

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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