海外ジャーナルクラブ
2年前
Johnsonらは、 EGFR/ALK野生型の転移性非小細胞肺癌 (mNSCLC) 患者を対象に、 トレメリムマブ+デュルバルマブ+プラチナ製剤化学療法 (T+D+CT) とデュルバルマブ+プラチナ製剤化学療法 (D+CT)、 プラチナ製剤化学療法単独 (CT) の効果を非盲検第III相試験で検討 (POSEIDON試験)。 その結果、 D+CT併用はCT単独に比べ、 有意に無増悪生存期間 (PFS) を改善し、 T+D+CT併用は有意にPFSと全生存期間 (OS) を改善した。 本研究はJ Clin Oncol誌において発表された。
最近臨床研究の名前が話題になることがありますが、 本研究のPOSEIDONはギリシャ神話で海の神ですね。
肺癌診療ガイドライン2021年版 -悪性胸膜中皮腫・胸腺腫瘍含む-
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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