海外ジャーナルクラブ
8ヶ月前

Wangらは、 卵巣癌に対する術前療法におけるベバシズマブ併用の有効性および安全性を、 系統的レビューおよびメタ解析を用いて評価した。 文献5件を対象とし、 パクリタキセル+カルボプラチン+ベバシズマブ (TCB) による術前療法を受けた160例を試験群、 パクリタキセル+カルボプラチン (TC) の術前療法を受けた211例を対照群とした。 その結果、 最適減量手術の達成率に有意差はなく (RR 1.124、 95%CI 0.947–1.335、 p=0.182)、 術後の無増悪生存期間 (PFS) も有意な改善はみられなかった (HR 0.74、 95%CI 0.48–1.14、 p=0.173)。 有害事象の発生率 (RR 0.88、 95%CI 0.713–1.088、 p=0.238)、 術後合併症の発生率 (RR 0.955、 95%CI 0.672–1.359、 p=0.799) にも有意な差は認められなかった。
対象文献5件のうちRCTが3件にとどまるため、 エビデンスの質には限界があります。 また、 OSに関するデータが1件の研究に基づいており、 統計解析にも制約を伴っています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。