海外ジャーナルクラブ
19時間前
Sappらは、 心筋梗塞の既往があり心室頻拍 (VT) が認められる患者 (全例ICD植込み) を対象に、 抗不整脈薬とカテーテルアブレーションの効果を無作為化比較試験VANISH2で比較した 。 その結果、 追跡期間中央値4.3年間で、 主要評価項目イベント (追跡期間中または無作為化後14日以降の全死因死亡、 難治性VT、 ICD適切作動、 薬物治療を要するVT持続の複合) の発生は、 薬物治療群 (213例) では60.6%だったのに対し、 アブレーション群 (203例) では50.7%と有意に少なかった (HR 0.75; 95%CI 0.58~0.97; p=0.03)
主要評価項目が複合アウトカムになっているので、 あらゆる原因による死亡では22%と25%で大きな差はありません。
【NEJM】75歳以上の非ST上昇型心筋梗塞、 薬物単独 vs 侵襲的治療併用
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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