海外ジャーナルクラブ
11ヶ月前

Noureddinらは、 代謝機能障害関連脂肪性肝炎 (MASH) による代償性肝硬変 (線維化ステージ4) 患者を対象に、 線維芽細胞増殖因子21 (FGF21) アナログであるefruxiferminの有効性・安全性を第Ⅱb相無作為化比較試験で検討した。 その結果、 36週時点でMASHの悪化がなく線維化が改善した患者の割合 (層別要因調整後) は、 プラセボ群と比較してefruxifermin 28mg群が+3%㌽ (95%CI -11~17%㌽、 p=0.62)、 50mg群が+4%㌽ (95%CI -10~18%㌽、 p=0.52) であり、 有意な線維化改善は認められなかった。 96週時点では、 efruxifermin 50mg群でプラセボ群に対して有意な改善 (差+16%㌽、 95%CI 2~30%㌽) が認められ、 長期的な治療の有用性が示唆された。 試験結果はNEJM誌に発表された。
negative studyなのですが、 本文の結論にはhoweverとつながって96週間という試験期間により、 36週時点では明らかでなかった治療効果が確認され、 より長期的な試験が必要であるとまとめられています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。