海外ジャーナルクラブ
2年前
Bartleyらは、 慢性硬膜下血腫 (cSDH) の除去術を受ける患者を対象に、 洗浄液の温度が硬膜下血腫の再発に与える影響を多施設共同無作為化臨床試験で検討。 その結果、 体温での洗浄は室温での洗浄よりも再発が少ないという点で優れていることが明らかとなった。 本研究は、 JAMA Neurol誌において発表された。
日常臨床の何気ないところの洗浄液の温度に着目した素晴らしい研究です。 アカデミアのマニアな視点からは、 タイトルがeffectとなっていてefficacyではない点が少し気になります (弱い効果が暗示されてしまいます)。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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