【1分間で学べる】学会参加の4つのメリット
著者

メイヨークリニック感染症科 松尾貴公

3ヶ月前

【1分間で学べる】学会参加の4つのメリット

【1分間で学べる】学会参加の4つのメリット
メイヨークリニック感染症科 松尾貴公先生による連載です。 今回は 「学会参加の4つのメリット」 について解説します。 

発表しなくても得られるメリットがある

研修医の皆さんは、 学会に参加したことがありますか?

学会には地域の地方会から国内総会、 さらには海外での国際学会など、 さまざまな種類や規模のものがあります。

学会は、 症例報告や臨床研究などの自分の発表に、 多くのフィードバックがもらえる絶好のチャンスです。 一方、 発表機会がなくても、 学会に参加するだけで得られるメリットもあります。


1. 専門家に会える

学会は国内・海外問わず、 多くの専門家が一斉に集まる場所です。 興味のある分野の論文や教科書、 ガイドラインを執筆している先生らに直接会うことができるチャンスです。

セッション中、 あるいは終わってから、 自分の疑問を直接投げかけてもいいですし、 名刺を交換して連絡先をもらうことができれば、 その後もやり取りができる可能性があります。

顔と名前を覚えてもらうために、 積極的に話しかけてみましょう。

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2. アイデアやヒントを得られる

他の人の発表を通して、 自分の興味がある分野を中心に、 次の研究テーマのヒントを得られることがあります。

もちろん、 テーマをそのまま真似してはいけませんが、 さまざまな切り口を知ることで、 自分の発想をより強化できる可能性があります。

3. 同世代から刺激を受ける

これは、 最大のメリットと言っても過言ではありません。 自分と同世代、 あるいは少し上の学年の研修医が他の施設で頑張っている姿を見ることで、 良い刺激を受けることができます。

多くの学会で、 若手向けのセッションが取り入れられています。 「自分もさらに頑張ろう!」 と、 モチベーションを高めるきっかけになるかもしれません。

4. ネットワークを作れる

自分が所属している施設だけでなく、 病院や地域を超えて多くの人と仲良くなれることも、 学会参加の大きなメリットです。

特に、 自分と同世代のネットワークや興味がある分野の部会などでは、 より細かい情報交換が可能となったり、 今後のコラボレーションの機会が生まれたりします。

学会が企画する懇親会や、 学会期間中に行われるイベントに参加して、 より多くの交流を深めてみましょう。

学会に参加することで得られるメリット4つをご紹介しました。 これまで参加したことがある人もない人も、 ぜひ機会を伺い学会に積極的に参加してみてください。 

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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