インタビュー
2日前

埼玉県内トップクラスの救急搬送件数を誇る、 埼玉石心会病院。 「断らない医療」 を掲げる同院の研修は、 2年間を通して救急診療に携わり、 圧倒的な経験を積めることが最大の特徴です。
今回は、 研修管理委員長の杉浦良子先生、 副プログラム責任者の渡邊智彦先生、 そして初期研修医 (2年次) の先生5人に、 研修の特徴について話を聞きました。 研修医は奥井佑布子先生、 児玉絃先生、 小室奎太先生、 高田普先生、 N.H.先生です。
――研修プログラムの特徴を教えてください。
杉浦先生
「一番の特徴は、 2年間常に救急に携われることです。 救急科での研修とは別に、 他の科をローテーションしている間も週1回、 半日の救急当番があります。 臨床研修で習得すべきスキルは救急診療の現場で経験できるものが多く、 2年間を通じて数多くの症例を経験することで学び、 身につけてほしいと考えています」
――研修ではどのような力が身につきますか?
渡邊先生
「症例を重ねる中で、 自ら率先して患者さんの元へ行き、 診察して考えるという姿勢を育めます。 この姿勢は、 どの科に進んでも大きな糧になると思います」
杉浦先生
「忙しい現場であっても、 患者さんの尊厳を守り、 患者さんや家族に寄り添った対応ができる医師を目指してほしいと考えています。 指導医が一方的に指示するのではなく、 共に考える姿勢を大切にしています」

――研修先に選んだ理由を教えてください。
奥井先生
「将来は行政も視野に入れているため、 臨床に専念できる初期研修では、 できるだけ多くの症例に触れ経験を積みたいと考えました。 救急車の受入数*は県内トップレベルであり、 診療に主体的に携われる点が決め手でした」
小室先生
「志望科が定まっていなかったので、 まずは初期対応をしっかり経験したいと思いました。 学閥がなく、 全国のさまざまな大学から医師が集まっているのが良いと言っている研修医もいます」

――実際に研修をしてみていかがですか?
高田先生
「想像していたよりも研修医の裁量権が大きく、 判断を求められる場面が多いです。 ただ、 必ず上級医が近くにいるので安心して挑戦できます」
N.H.先生
「自分がやりたい手技があるときも、 上の先生に言いやすいです。 外科では一度執刀した術式でも、 再度の執刀の機会をお願いしました」
児玉先生
「地域医療の研修が印象に残っています。 宮古島での1ヵ月は非常に濃い経験でした。 そこには全国から初期研修医が集まり、 互いに協力し合って日々研鑽を積むことができました」
小室先生
「消化器内科でも幅広い手技を経験できています。 当院を選んでよかったと思います」
杉浦先生
「ここ数年、 ドロップアウト0を継続しています。 年2回の面談やWebツールで相談しやすい体制を整えています」

――研修環境の魅力を教えてください。
高田先生
「学会参加や講習会に補助があります。 住宅補助も整っています」
奥井先生
「図書室のサポートが手厚く、 利用できる電子図書は多数あり、 論文検索や取り寄せもスムーズです」

――オフの日はどう過ごされていますか?
小室先生
「土曜午後と日曜は休みなので、 同期と食事に行ったり、 しっかり休んだりしています」
奥井先生
「都内へのアクセスも良く、 リフレッシュしやすい環境です」



――上級医やコメディカルの方々との関係性はいかがですか?
高田先生
「1学年10人とちょうどいい規模感で、 病院中の先生方が顔と名前を覚えてくれています」
児玉先生
「最初は不慣れなことが多く大変なこともありましたが、 どの先生も親身になってサポートしてくれます」
N.H.先生
「放射線科ローテーションの際には、 自分の希望を言えば、 臨床検査技師さんに超音波検査を指導いただく機会も得られました」
杉浦先生
「研修管理委員会には医師だけでなく、 看護部や検査部門の方々にもメンバーとして参加しており、 多職種と情報共有し、 連携を大切にしています」

――医学生へのメッセージをお願いします。
高田先生
「研修医の間に救急をしっかり経験することは大事だと思います。 『救急志望ではないから』と敬遠せずに、 ぜひ見学に来てください」
N.H.先生
「病院がとても綺麗で明るく、 働いていて前向きな気持ちになれます。 環境が整っていることは、 想像以上に大事だと感じています」
小室先生
「研修は本当に自分次第だと思います。 同じ環境でも、 どれだけ主体的に動くかで得られるものは変わります。 積極的に学ぶ姿勢があれば、 必ず応えてくれる病院です」
奥井先生
「救急だけでなく、 総合診療や外科など幅広い経験が積めます。 志望科が決まっていない方にも良い環境だと思います」
渡邊先生
「最近は初期研修修了後、 当院での専攻医課程に進む医師も増えてきており、 活気づいています。 研修医が安心して挑戦できる環境を整えることが私たちの役割です。 疑問があれば遠慮せず聞いてください」
杉浦先生
「救急を主軸にしていますが、 どんな診療科志望でも『ここで研修してよかった』と思えるプログラムを用意しています。 まずは見学に来て、 実際の現場を見てください」







▶埼玉石心会病院 ホームページ
▶同病院 初期臨床研修医募集ページ ホームページ

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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