HOKUTO通信
3ヶ月前
他の診療科のことって知ってるようで、 意外と知らないですよね。 そこでHOKUTO編集部では、 診療科のイメージ調査を実施しました。 今回は、 「せっかちな医師が多そう」 「温和な医師が多そう」 な診療科をそれぞれランキング形式でご紹介します。
アンケートは2025年1月6~13日、 医師会員にHOKUTOアプリ上で行いました。 「せっかちな人が多そうな診療科」 「温和な人が多そうな診療科」 をそれぞれ自由記述式 (自診療科含む、 1診療科のみ) で尋ね、 3526人の先生から回答を得ました。
複数の記述がある場合は最初の診療科のみを集計対象とし、 診療科の判別が難しい記述などは除外しています。 そのため、 ランキングの総得票数は3526ではありません。 予めご了承下さい。
では回答を見ていきましょう。 せっかちな人が多そうな診療科として、 1番票を集めたのは循環器内科 (1035票) でした。 循環器疾患は急変のリスクが高く、 迅速な判断と行動が必要な場面が頻発します。 時間に追われる状況が多く、 「せっかち」 な印象につながったかもしれません。
2位は一般外科 (772票)。 手術や急変対応などはスピードと精度が重要です。 緊迫した手術や術後管理の現場は、 迅速さを強く求める環境といえます。
3位の救急科 (290票) は多種多様な症例に迅速に対応する必要があるため、 常に決断を迫られる状況が多いです。 即断即決が 「せっかち」 と映っているかもしれません。
11位以降は以下の通りです。
次に、 温和な人が多そうな診療科として、 1番票を集めたのは精神科 (545票) でした。 患者との長期的な関わりを通じ、 落ち着いた対話や信頼関係の構築が重要となります。 焦らず丁寧に対応する姿勢が、 温和なイメージにつながっていると考えられます。
2位は糖尿病・代謝・内分泌内科 (483票)。 継続的なフォローアップや生活習慣の改善を重視するため、 計画的で穏やかな対応が求められます。 そのため、 温和な印象があるのかもしれません。
3位の小児科 (474票) は、 子どもや家族に安心感を与えるための温かく丁寧なコミュニケーションが求められます。 その姿勢が温和なイメージとなっているようです。
11位以降は以下の通りです。
いかがでしたでしょうか。 次回は 「合コンをたくさん開いていそうな診療科」 「合コンの開催が少なそうな診療科」 をお届けします。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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