インタビュー
9ヶ月前
「アットホームな環境で1年目から主治医として活躍できます!」――。三沢市立三沢病院 (青森県三沢市) の初期研修医 (1年次) ・ 吉本愛先生はこう語ります。 今回は、 同病院の医療局長で研修プログラム責任者でもある江渡修司先生も交え、 研修プログラムの特徴などについて聞きました。
ーー研修の特徴は。
江渡先生 「第4世代となる最新鋭のda Vinci (ダビンチ) Xi」を採用しており、外科・泌尿器科・産婦人科の医師が操作しながら症例対応する姿を見て学ぶことができます。他院ではなかなか経験できません」
江渡先生 「病院の近くに米軍基地があり、外国人の患者さんもいます。来年度からは米軍基地の中にある病院を研修先とする予定です。国際色あふれる環境に身を置くことで、英会話を含め、さまざまな対応力を養うことができます」
ーー三沢病院を研修先として選んだ理由は。
吉本先生 「病院見学の際、和気あいあいとしたアットホームな雰囲気に魅力を感じました。手術にも積極的に参加でき、温かく迎えていただいたことは思い出深いです」
ーー実際に入職した率直な感想は。
吉本先生 「今年度は1年目の最初に6ヶ月間内科を回るプログラムで、基礎力が学べて良かったです。内科以外の領域から始まる病院もありますが、内科からスタートし、Common diseaseを鑑別して病態把握する土台が作れました」
ーー研修医同士や上級医、コメディカルスタッフとの関係性は。
江渡先生 「医局のブースが1つになっているので、日頃から顔を合わせてコミュニケーションがとりやすく、研修医が上級医へ気軽に相談しやすい環境です」
吉本先生 「例えば病棟患者さんの点滴や抗生剤の選択に悩んだ時も、上級医からアドバイスをもらえます」
ーーコメディカルスタッフを含めた病院の雰囲気は。
吉本先生 「看護師さんには診察や処方に関して一緒にチェックしてもらうことも多く、大変助かっています。薬局の薬剤師さんに薬剤の選択の相談をした際、製薬メーカーによる講習会の場を設けてもらいました。コメディカルの皆さんには頭が上がらないですね」
ーー医学生へメッセージを。
江渡先生 「今後自分は、医療の現場で活躍するんだという志を持ち続けながら、どんな時も目の前の患者さん一人ひとりを大切にできる医師になってほしいと思っています」
吉本先生 「まずは基礎から学びたいと考える方にとっては最適な環境だと思っています。アットホームで、患者さんひとりひとりに向き合えるような環境なので、安心して来ていただければと思います。 また、 三沢空港が近くにあり、 休日には旅行にも行けるので、 気軽に気分転換もできます」
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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