海外ジャーナルクラブ
7ヶ月前

Schaeferらは、 関節リウマチ (RA) に用いるJAK阻害薬 (JAKi; 主にバリシチニブとトファシチニブ) と生物学的製剤 (bDMARDs; 主にTNF阻害薬) の悪性腫瘍発症リスクをドイツの長期観察レジストリRABBITを用いて検討した。 その結果、 悪性腫瘍発現率は、 JAKi群が11.6件/1,000人年 (95%CI 9.3-14.3件/1,000人年)、 bDMARDs群が8.9件/1,000人年 (95%CI 7.4-10.5件/1,000人年)、 調整後HRは1.40 (95%CI 1.09-1.80) と、 JAKi群に有意なリスク増加が認められた。 このリスク増加は、 治療期間が16ヵ月を超える場合にのみ観察され、 60歳以上で治療開始した患者、 従来型DMARDsによる治療を3回以上受けた患者、 疾患活動性が高い患者では、 リスクが高くなる傾向にあった。
リスク増加は追跡期間が16ヵ月を超えて初めて顕在化することから、 十分なフォローアップ期間の確保が重要とのことです。
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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