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3日前

Maherらは、 特発性肺線維症 (IPF) を対象に、 ピルフェニドンの重水素化体deupirfenidoneの有効性と安全性を、 ピルフェニドンおよびプラセボを対照に第Ⅱb相無作為化比較試験ELEVATE-IPFで検討。 その結果、 deupirfenidoneによる26週時点の努力肺活量 (FVC) 低下抑制が示唆された。 試験結果はAm J Respir Crit Care Med誌に発表された。
試験中の死亡数は過去の試験と同程度でしたが、 死亡例の半数がpirfenidone群に集中していました。 その結果生じた26週時点の欠測データが、 特にpirfenidone群の解析結果に影響した可能性があります。
deupirfenidoneは、 ピルフェニドンを重水素化した化合物であり、 薬力学的活性を保持したまま薬物動態プロファイルが異なる。 この特性により、 IPF患者において有効性の向上と良好な忍容性が得られる可能性が想定されていた。
IPF患者を対象とし、 以下の4群に1:1:1:1で割り付けられた。
主要評価項目は、 26週時点におけるdeupirfenidone 2群の併合群とプラセボ群のFVC変化率だった。
IPF患者計257例が無作為化され、 試験終了時点で治療を継続していた患者の割合は、 プラセボ群80.0%、 ピルフェニドン群68.3%、 deupirfenidone 550mg群64.6%、 deupirfenidone 825mg群78.1%であった。
26週時点のFVC変化量は、 ベイズ流の主要解析による事後平均で、 プラセボ群-110.71mL (95%CI -148.75~-70.98)、 deupirfenidone併合群-48.42mL (同 -87.66~-9.04) であり、 事後平均差は62.29mL (95%CI -6.13~115.73、 事後確率0.985) だった。
頻度論的手法では、 調整平均FVC変化量はプラセボ群-112.5mL (95%CI -167.2~-57.8)、 deupirfenidone 825mg群-21.5mL (同 -78.2~35.1) であり、 調整平均差は91.0mL (95%CI 12.2~169.7、 p=0.02) とプラセボ群に比べFVCの低下が有意に小さかった。
各実薬群で最も多く報告された有害事象は、 消化器系の事象であった。
著者らは、 「IPF患者において、 deupirfenidoneは26週間の投与により、 肺疾患の進行を抑制することが示唆された」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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