海外ジャーナルクラブ
9ヶ月前

Nohらは、 英国のClinical Practice Research Datalink (CPRD) においてGLP-1受容体作動薬 (GLP-1 RA) またはSGLT2阻害薬を投与した18歳以上の2型糖尿病患者 (GLP-1 RA使用 2万4,708例、 SGLT2阻害薬使用 8万9,096例) を対象に、 GLP-1 RAが胃食道逆流症 (GERD) およびその合併症リスクに及ぼす影響を、 SGLT2阻害薬を対照としてTarget trial emulationを用いたコホート研究で検討した。 その結果、 追跡期間中央値3.0年におけるGERDリスクおよび合併症リスクは、 SGLT2阻害薬群と比べてGLP-1 RA群で増加した (GERDリスク : リスク比 1.27 [95%CI 1.14-1.42]、 絶対リスク差 0.7/100人、 合併症リスク : リスク比 1.55 [95%CI 1.12-2.29]、 絶対リスク差 0.8/1,000人)。
本研究のように、 GLP-1受容体作動薬のリスクをSGLT2阻害薬と比較して評価する研究は、 今後さらに増加していくことが予想されます。
【2型糖尿病】GLP-1R作動薬 vs SGLT2阻害薬、 心血管保護効果を比較
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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