医療の最前線から
4日前

世界の注目総説論文を紹介する 「医療の最前線から」。 今回は、 2026年のNEJMに掲載された 「小児ワクチン接種への躊躇 (vaccine hesitancy) 」 に関する総説を取り上げます。 ワクチンへの躊躇は接種率を左右する行動要因で、 多くの親は子を守りたい一方で安全性を懸念しています。 本総説では、 臨床医が最も信頼される立場から実践できる対話戦略が整理されていますので、 ぜひご一読ください。
❶小児ワクチン接種で「1.54億人」の死亡回避
❷躊躇は「拒否と受容の中間」の状態
❸世界の親の「約21%」がワクチン接種を躊躇
❹接種率の低さは「アクセスと受容」が要因
❺米国の幼稚園児の予防接種免除が「3.6%」に
❻接種を強く左右するのは「医療者の推奨」
❼接種切り出しは「推定型推奨 (前提化) 」が有効
❽迷う親には「動機づけ面接」を推奨
❾臨床医の「話法訓練」でHPVワクチン接種向上
❿誤情報対策は「複数手法の組合せ」が有望
⓫拒否時も「信頼関係」を保ち次回接種へ
⓬MMRワクチンと自閉症に「因果関係なし」
⓭アルミニウム曝露は「食事>ワクチン」
原著論文で詳細を確認する
Childhood Vaccine Hesitancy. N Engl J Med. 2026 Jun 4;394:2134-2145.

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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